平成29年 新年のご挨拶

     

内代連合振興町会(内代地域活動協議会)  

会長 巽 英雄

新年明けましておめでとうございます。

 

 29年度の幕開けは天候に恵まれ、穏やかな新年を迎えること

ができました。

 昨年はいろいろの出来事がありました。まず、熊本県に地震

が発生し、国内に甚大な被害をもたらしました。

そして、今後発生を予想される東海、南海地震の不安をかも出しました

 また、東京都都知事選挙では小池百合子という女性知事が登場しそれ以後、豊洲

の盛り土問題や東京オリンピック予算の不透明性問題などを次々と提起するなど

して、国内も騒然としています。

 他方、国外では英国のEU離脱決定に端を発し、EUも一枚岩で無くなりつつあり、

ヨーロッパはかなりガタついてきました。

 また、アメリカでは大統領選挙においてトランプ氏が次期大統領に選ばれ、世界

はグローバル化の流れに逆らって自国主義が台頭しようとしています。

本当に世の中は混沌として、予測不能の時代に入ったようです。

 では、わが町、内代町はどうかというと、ますます高齢化が進み町会の加入数の

減少傾向に歯止めが効きません。

しかし、悲観的な話しばかりではありませんでした。嬉しいニュースもありました。

 昨年の3月には、内代町が保有する製作後100年を超える老朽化した地車の大修理が

終わり、立派な入魂式を迎えることが出来ました。

 地車の補修費用は1,900万円という大掛かりなものになりましたが、この補修を可能

にしたのは内代町の皆様の絶大なご協力の賜物でした。

この瞬間、私は内代の町は高齢化が進んできたといえど、まだまだ自力がある町会

だと再認識しました。

 もう一つは「内代町を再び元気な街にしたいとの想い」で、取り組んできた

「内代よいとこさ祭り」に多数の方々が参加してくれるなど、本当に元気の出る、

嬉しい出来事でした。

 高齢化社会の到来は止めようのない事実です。

それなら高齢化社会を豊かなものにするよう努力しようではありませんか。

それは元気でバリバリ活躍する年寄りになることではないでしょうか。

高齢者は、元々人生の豊かな経験の持主であった筈です。てらう事なく、恥ずること

なく堂々たる人生を歩もうではありませんか!!

29年度はもっともっと元気で仲の良い内代町にしたいと思いますので、ご協力のほど

よろしくお願い申し上げます。